OBRオフin大阪オフレポ

2004年3月29日
OBRオフin大阪

 我が人生初のオリバトオフに参加してまいりました。

 27日から28日の二日間に渡って行われたこの企画の主催者は、かのジョニーズ裏事務所OBR感想同盟等を管理していることで有名なジョニーさん
 この方には何かと世話になってしまうことが多かっただけに、開催前日から初めての対面を本当に楽しみにしておりました。

 とまあそんなわけで、午後十二時四十五分に大阪梅田駅のビッグマン前に集合という計画を狂わさないためにと気合を入れた私は、当日の朝は十時には家を出てました。
 相当余裕を持って出発したので、真っ直ぐに目的地に向かったなら、予定時間よりもおよそ一時間半ほど早くに到着できるはずだったのですが、数々のバカっぷり掲示板参照)のせいで余計なタイムロスを喫してしまい、結局のところ集合場所に到着したのは、予定時間のたった二十分ほど前。
 一時間以上ものタイムロスには本当に焦りました。

 とりあえず時間を守ることができた私は、まずは主催さん――つまりジョニーさんを探すことにする。
 事前にいただいたメールには、

主催は当日、白いブラウス+BRロゴ紺ネクタイ の予定です。
とりあえず手に携帯(本体ピンク)を持っておきますね。
適当に声をかけてください(HNでも本名でも/笑)。

 と書いてあったので、とりあえずは最も確実な目印である“BRロゴ紺ネクタイ”を締めた女性を探すことにする。
 ちなみに昔、ジョニーズ裏事務所にてジョニーさん自身の写真は見たことがあったので、面も割れてるし目印もあるし、すぐに見つかるだろうと思いながら、ビッグマン前をうろうろし始めました。


梅田駅ビッグマン(右)
(この写真に参加者は誰一人として写っていません)


 しかし予想以上にジョニーさん捜索は難航し、BRネクタイどころか白ブラウスの女性すら見つけられません。(ピンクのゴスロリワンピの女性ならいましたがね。普段からこの駅歩いていると、こういう人ときどき見かけるんですよ)
 そうこうしているうちに、気がつけばもう集合予定時刻まで残り五分。なのに私は未だに一人ぼっち。これにはさすがに焦ります。
 そうなって、事前から考えていた作戦をついに決行することに。
 カバンの中から漫画版BRの12巻を取り出し、それを目印として左手に持ち続けることにしました。
 本当ならば少し洒落こんで、作者プロみたいに原作小説本を目印にしたかったのですが、今回のオフは大阪の実家から兵庫の部屋に帰る途中に立ち寄るという形をとっていたので、残念ながら手元に原作本は無かったのですよ。残念。

 漫画版BRを手に取った私は、タイトルの「バトルロワイアル」という文字が、周りの人たちにも出来るだけよく見えるようにと気を遣いながら抱えていました。
 しかしそれでもなかなか誰も反応を示してはくれません。
 本が本だけに、あまり長い間人目にさらし続けていると、だんだんと恥ずかしくなってきます。
(あー早く他のメンバーたちと合流して、本はカバンの中にしまいたい)
 そんなことを思い始めていた矢先、少し離れた場所から一人の女性がこちらに向かってきているのにふと気づく。そして、
「あのー、オフ会の方でしょうか?」
 と聞かれ、ようやくメンバーの一人とは合流できたと安心することが出来ました。
 この方はRENZOKU37号を書く予定となっているフュウさんでした。

 フュウさんと合流できたことにより少し安心した私は、次に今度こそはジョニーさんたちに会わねばと思い、「何処にいますか?」とメールを送ってみることにしました。もちろん、こちらはもうフュウさんとは合流できました、と添えて。
 しかしジョニーさんから戻ってきたのは、「こちらは山口組と合流できず、未だに大阪駅を左往右往」という返事。Das verlorene Paradies司城誠治さん鈴鹿征治さんをなかなか見つけられなかったようです。

 そこから待つこと五分ほどで、やっとのことで合流できた山口組を引き連れて、ついにジョニーさんが登場。
 過去にジョニーさんとは一度会ったことがあるというフュウさんとは違い、初対面だった私は緊張を抑えることが出来ませんでした。いろんな意味で……。

 これでようやく五人が集結。
 お互いに簡単な自己紹介をしながら頭を下げるその姿は、周りから見てると少し滑稽に思えたかもしれませんね。

 それから少しして、はるばる静岡から来てくださったココさんというオリバト読者さんとも合流を果たし、残るは罪と罰バロックさんのみ。
 集合時間はとっくに過ぎているのに姿を現さないバロックさんを探し出そうと、服装と髪の色に関する情報だけを頼りに、皆が一生懸命に周りを見回し始めました。合流できたのはそれからすぐのことだったと思います。
 一応何事も無く皆が揃うことができ、良かった良かった。

 というわけで、全員揃ったところで今回の参加者をまとめてみると以下の通り。


一人だけ戦闘レベルが明らかに違います
(裏事務所のプロフィールによると攻撃力は999らしい)


 昼食会場に行こうということになり、ビッグマン前から大移動。
 駅構内の人の込み具合はけっこう激しかったので、七人が散り散りにならぬように気をつけていたつもりでしたが、恐れていた事態が発生。最後尾を歩いていたココさんとバロックさんが、いきなりメンバーたちと逸れてしまうというベッタベタなトラブルが発生。
 何とかすぐに再会できたから良かったものの、あの時はどうなることかと思いました。

 昼食会場に向かう前に、実家から帰る途中だった私と、遠方からやって来た司城さんや鈴鹿さんは、大きな荷物が邪魔になるので空いているロッカーを探しはじめる。しかし混雑している駅構内にあるロッカーはどれもことごとく使用されており、空きロッカーが見つけられない私はかなり長い間ウロウロ。
 やっとのことでロッカーに荷物を押し込むことの出来た私は、待ってくださってたジョニーさん、バロックさん、ココさん、フュウさんのいるところへと戻り、そして司城さんと鈴鹿さんが戻ってくるのを待ちます。
 お二方も空きロッカーを見つけ出すことに苦労していたようで、私よりも長い時間さまよい続けていました。

 さて、今度こそは某ビルの33階にある昼食会場へと移動。
 窓の外の景色を見下ろしつつ誰かがムスカの名言を口走っていましたが、まさにその通り。人の姿など本当に豆粒のようにしか見えないくらいに高い場所でした。

 七人全員が席に着くと、皆が順番に改めて自己紹介。そして昼食をとりながらの雑談会が始まりました。

 このとき盛り上がったのはやはり「某所の作品に登場してる●●さんは、実は私が投稿したんですよ」といった、投稿に関する話題だったと思います。
 「APCの●●スレの●●番の書き込み、じつは私です」といった軽いカミングアウトもいくつかありましたね。
 また、「自分をBRキャラに例えるなら誰でしょう?」といった話題になったとき、私は「榊祐子でしょう」と言われました。人間の館の管理人だからだそうです。ものどっこい納得。

 昼食会の終わりには景品つきビンゴゲームが行われる予定だったのですが、話に夢中になりすぎて退室時間が迫っていたことに気づかなかったため、急遽じゃんけん大会に変更。
 景品のブローニング・ベビーのエアガンは司城さんが、BRのテレカはフュウさんがゲット。うらやましー!

 昼食会が終了すると、次は宿泊組が泊まるホテルへと移動。
 ここでココさんとはお別れです。まだ二、三時間程度しか話せてなかったので残念。


宿泊組が泊まるホテル
(内装は結構イイカンジです)


 ホテルへと到着した後は、ジョニーさんの部屋に集まって再び雑談を始めるはずだったのですが、ここにきてまたもトラブル発生。
 宿泊者でないバロックさんとフュウさんが、なんとフロント係に入り口で止められてしまうという事態に。
 しかし監視の目がどこかに向いている隙を突いて進入し、不測の事態はなんとか回避することが出来ました。(フロント係の方、スミマセン)

 部屋に着くや否や、ジョニーさんは移動中も常に肩にかけ続けていた鞄の中からノートパソコンを取り出し、電源を入れてネットに繋げました。


ジョニーさんのノートパソコン
(ホテル内にて撮影)


 そして大阪オフについて何か話が始まってはいないかと、まずはAPCに繋げます。すると案の定、オフスレにて書き込みがあるではないですか。
 書き込み主はOBRNの夕闇さん。驚いたことに、私達の様子を見るためにビッグマン前に来ていたと言うではありませんか。
 これには皆本当に驚いており、「うそー、あの人ごみの中にいたんだ」とか「会いたかったー」と奇声が飛び交い、ジョニーさんにいたっては、興奮のあまり早速スレにレスポンスする始末。
 それもそのはず、夕闇さんに会ったことのある人って誰もいないんですよね。

 そこからは色んなスレやサイトを見てまわりながら、主にオリバト界全体について話し合い。
 明らかになったのは、誰もが一度は『オリバト界の歴史を年表にまとめたい』と思ったことがあるということ。誰が最初にオリバトを書き始めて、どこが初めに完結させたかとか、興味は物凄くありますからね。

 色々と飛び出す話はだんだんと盛り上がり、宿泊組でないバロックさんやフュウさんも、結局は夜の七時くらいまではホテル内に居座っておられました。しかし面と向かっての話なんてのはなかなか尽きないもので、誰しもが「まだ話し足りない」と言っておられましたね。
 同感。



 お二方が帰路に着き、残りは四人となったところで一度ホテルの外に出て、すぐ隣に建っていたコンビニに夕食を調達しに行きました。
 本当はちゃんとした飲食店で食事してもよかったのですが、公然の場で殺し合いに関わる話をするのもどうかと思い、ホテルの部屋の中で食事した方が気楽だろうという結論に行き着いたのです。

 ホテルに戻ってからは夕食を取りながらのオリバト会談が再発し、日付が変わっていることにも気づかずに熱中しておりました。
 途中、ジョニーさんが「ちょっと飲み物買ってきますー」と言って席を立ち、戻ってきたらその手には缶ビールが。この人、最初から飲む気まんまんだったそうです。
 幾度にも渡る逆セクハラを受けながら肩身の狭い思いをしていた私は、これ以上彼女のテンションが上がってはマズイと思い、ちょっと冷や冷や(汗

 ビールを持ってきたジョニーさんを見て、司城さんは鞄の中からビーフジャーキーを取り出しました。しかしジョニーさんはビーフジャーキーを食べたことが無かったのか、
「何ですかビーフジャーキーって? 魚?」
 と、思いもよらぬ迷言と飛ばすので驚き。
 “ビーフ”と聞いて魚を連想する方に会ったのは初めてだべさ。

 しばらくして、だんだんと疲れてきたのか、鈴鹿さん、司城さんが立て続けにジョニーさんの部屋のベッドの上にて眠りについてしまい、いつの間にか起きているのは私とジョニーさんだけに。
 バトロワらしく書くと【残り 二人】といった状態ですね。はい、限りなくマズイ状態です。
 結局午前三時くらいまではジョニーさんと二人っきりで話してましたが、さすがに寝ないと二日目がもたないと思い、私は部屋へと戻らせていただくことにしました。
 しかしこの後、ジョニーさんはAPC住人さんたちとチャットし始め、ほとんど徹夜状態だったらしいです。
 スゲー。



 二日目は朝八時半くらいに起床して、十時半にチェックアウト。そしてJRで梅田まで戻り朝昼兼用の食事をとろうと、明石焼の店に入りました。ジョニーさんのおごりです、オーイエー。
 ありがとうございました。ご馳走様です。

 その後はアイスコーヒーとスコーンのセットだけでカフェに二時間も入り浸り、再び雑談を繰り広げておりました。
 最中、コーヒーの中に虫が入ってたとジョニーさんの表情が強張るという場面もありましたが、オリバトとは関係ない話なので今回はスルースルー。
 お店の方、長く居座ってしまい申し訳ございませんでした。

 店を出た後は集合場所だったビッグマン前へと戻り、午後二時過ぎに解散。
 今回のオフの全貌は、だいたいこんな感じです。



 さて、今回のオリバトオフでは雑談等ももちろん楽しかったですが、ジョニーさんのオリバト本を買うことが出来たというのも、かなり大きな収穫でしたね。


ジョニーさんのオリバト本


 写真だけ見ても分かると思いますが、カバー付きのかなり丁寧な作りになっており、普通に本屋で売られていてもおかしくないほどの出来栄えでした。
 またサイズがBR原作と同じであるためか、雰囲気もかなり良いです。
 こんなの見てたら自分の作品も本にしたくなっちゃいますよ。
 雑談の最中に本の作り方も簡単に教えてもらったことですし、余裕があれば本当にやろうかな……。



 とにかく、今回のオフ会では参加者の方々には本当にお世話になりました。
 また何かの機会にお会いすることが出来ればよいですね。

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