章節&時刻 |
死者 |
出来事 |
『闇の世界』
2013年6月某日
AM09:00〜 |
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千葉県私立星矢中学校三年三組の生徒四十八人は、林間学校へと向かう最中、政府の軍隊に拉致され、共和国戦闘実験第八十六番プログラムに選ばれたことを、江口恭一(担当教官)達の口から告げられる。
武装客船サンセット号の食堂内にてプログラムの説明を受ける一同。
あまりの恐怖と悲しみから、我を失ったり無謀な行動に出る者が続出。笹野真紀子(三年三組担任)、越野光(女子5番)、榛名一成(男子19番)、小栗佳織(女子3番)が相次いで殺害される。
プログラム会場の絡焔島に到着しかかった頃、生徒達は全員催眠ガスによって意識を奪われる。
【残り48人】
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『危険な邂逅』
プログラム1日目
AM00:00〜 |
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江口恭介(担当教官)による島内放送で、プログラム開始の合図がされる。
海岸で目覚めた沖田秀之(男子4番)が、後方に広がる森林の中に身を隠した直後、秀之が先ほどまでいた砂浜に足立宏(男子1番)と根来晴美(女子13番)が現れ、晴美の態度と言動に激昂した宏が、晴美の武器を奪って彼女を殺害した。
その現場を見ていた秀之は、警戒レベル以上の人間は危険と判断し、近づかないようにすることを決める。しかし運悪く、警戒レベルの森下藍子(女子20番)が彼の前に現れる。
藍子に気づかれないよう逃亡を試みるが、ささいなミスを犯して失敗。しかし藍子の告白から、相手の自分に対する想いを知り、それを利用しようと企む。
奴隷ごっこを条件に藍子と一緒に行動することを承諾し、強力な銃が手に入れたと喜ぶ秀之。しかし藍子の武器は銃は銃でも「信号銃」であった。
【残り47人】
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『殺戮仮面』
プログラム1日目
AM00:20〜 |
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プログラム会場内から島の外には電話は繋がらないのだが、それを知らない吉野梓(女子23番)と出町雅巳(女子11番)が立て続けに電話をかける。
梓と合流した角下雄也(男子6番)は、その仕組みを逆手に取り、江口恭一(担当教官)から、説明されていない首輪の構造についての情報を入手。
一方、森の中にいた高橋宗一(男子15番)は、辻斬り狐(男子25番)から逃れようと、懸命に走っていたが追いつかれ、首から背中にかけてを切り付けられ、腕を貫通して脇腹を刺された。
多量の出血により朦朧とする意識の中、いつの間にか迫っていた何者かによって、辻斬り狐が首をへし折られるのを目撃。
助けを求める宗一だったが、その正体不明の人物が救いの手を差し伸べてはくれなかったため、息を引き取った。
宗一が襲われた際に上げた声を、遠くから耳にした瀬戸口信也(男子13番)は、同行していた雉島樹(男子8番)と雛菊咲耶(女子15番)と共に移動。宗一と辻斬り狐の死体を発見後、辻斬り狐の仮面を被った謎の人物に襲われ、次々と殺害されていった。
一連の惨劇を繰り広げたニセ辻斬り狐は、長い金髪をなびかせながら去っていった。
【残り42人】
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『誘惑と偽り』
プログラム1日目
AM04:05〜 |
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山道を登っていた大瀧豪(男子3番)は、交際相手である須王望(女子6番)に奇跡的に出会う。あまりの偶然に喜んだ二人は抱き合い、気持ちが高ぶってディープキスにまで発展する。しかしそれは望の罠で、本性をあらわした彼女に、豪は舌を噛み切られて突き飛ばされる。
武器であるマカロフを奪われた挙句、さらに現れた兵藤和馬(男子20番)が豪よりも先に望と付き合っていたことを聞かされ、掌の上で踊らされていたことを知る。
豪は隙をついて逃げ出そうとするが、望からマカロフを手渡された和馬に、頭を撃たれてしまう。
【残り41人】
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『緑の絨毯に
寝そべりながら』
プログラム1日目
AM04:40〜 |
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茂みの中で休息をとっていた高槻清太郎(男子14番)の傍を、増田拓海(男子22番)と西村歩美(女子12番)の二人組が通過。二人が会話から、エリアG-5にある洞窟を目指していることを知り、清太郎は明るくなり次第、様子を見に行くことを決める。
また、何気なく手にとったクローバーが全て五つ葉だったことにより、妙な胸騒ぎを覚えた。
【残り41人】
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